もの忘れが気になる方へ
「早期診断」、「早期治療」の大切さ
同じことを何度も繰り返し聞いたり、約束の日時をしばしば間違えるようになったり、
ご本人に「もの忘れ」「探し物がめだつ」「慣れた道で迷う」「些細なことで怒る」などの症状がみられる場合、早めの受診をおすすめいたします。
- 認知症の診断がついた場合でも、その進行を遅らせる薬の処方をすることができることがあります。
- 上記のような症状があっても、治療が可能な病気(正常圧水頭症など)の可能性があります。
- 上記のような症状があっても、老年期のうつ病などの場合があります。その場合、専門の治療が必要となります。
- 軽度認知機能障害(MCI)の可能性がある場合、脳のリハビリテーションなどを行うことで脳の活性化をはかり、認知症へ進行させないための対応をすることが可能です。
専門医による診断
CT画像や心理検査などの所見、またご本人やご家族からの病歴や日常生活に関する情報に基づき、精神科、神経内科の専門医が総合的な診断を行います。診断の結果、他科への受診が必要な場合は、ご紹介をいたします。
診察について
初診時は「予約制」となっています。
当院を初めて受診される方はお電話にてご予約のうえ、お越しください。
- 医師の診察の前に、精神保健福祉士が問題や症状、経過などをうかがいます。
- 他の病院に通院中、あるいは受診したことがある方は、紹介状や薬の内容が分かるものを持参してください。
- 受診時には健康保険証をご持参ください。
※おうかがいした内容はプライバシーに十分配慮し、厳重な取り扱いをいたします。
電話受付時間
月曜日~金曜日 | 9:00~17:00 |
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※土日祝日、お盆、年末年始を除きます。
[もの忘れ・認知症チェック]
チェックが入ったら、ご相談ください
もの忘れがひどい
- 同じことを何度も言う・問う・する
- いつも探し物をしている
- 財布、通帳、衣類などを盗まれたと言う
人柄が変わる
- 些細なことで怒りっぽくなった
- 周りへの気遣いがなくなり頑固になった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「この頃様子がおかしい」と言われる
時間や場所がわからない
- 約束の時間や場所を間違えるようになった
- 慣れた道でも迷うことがある
その他のサイン
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまが合わない
- 料理、運転、片付けなどのミスが増えた
- 一人になるのを怖がったり不安がったりする
- 身だしなみを構わなくなった
- 趣味や好きなテレビ番組などに興味を示さない