医療法人 社団 翠会 行橋記念病院

精神科・神経内科・心療内科
電話:0930-25-2000
行橋記念病院について

当院の取り組み

行橋記念病院では、患者さんにより質の高いサービスをご提供することを目的に、さまざまなことに取り組んでいます。

ISO

ISO9001導入

当院は、患者・利用者、ご家族の皆さまの満足度の向上をめざし、2015年(平成27)9月に品質マネジメントシステムである「ISO9001」の認証を取得しました。皆さまに質の高いサービスが提供できるよう、日々生じる多種多様な課題を改善する活動を行っています。

ISO9001とは

ISO9001は「品質マネジメントシステム」と呼ばれる国際規格で、組織の質を高めるためのシステムです。「顧客*1満足の向上」という目標を達成するために「PDCAサイクル ―P(計画)、D(実施)、C(確認)、A(改善)―」を回し、常に業務の見直しをしながら、サービスの品質を高めていきます。患者さん、ご家族の声を聴かせていただくために、院内に「みなさまの声」を入れるポストを設置しています。また、年に1度、全病棟・外来の患者さん、ご家族を対象に、当院への満足度やご意見に関するアンケートを実施しています。スタッフは、業務のルール、手順に関することやサービスに関する提案事項を記載した「改善提案書」を提出、皆で課題の抽出を行います。こうして集まった患者さん、ご家族のご要望、職員からの改善提案をもとに、当該部署や院長などと交渉し、改善活動を進めます。また、院内で養成された内部監査員が各部署で内部監査を行い、業務の質を高める方法や患者さん、ご家族へ満足度の高いサービスを行う方法などを、各部署スタッフとともに考えます。

*1 当院のISOマニュアルでは、患者さん・ご利用者とご家族の皆さまを総称して「顧客」と明記しています。

CLiP(クリップ)

「CLiP」とはCommunity Life Independence Program(地域生活自立プログラム)の頭文字をとったことばで、当院の造語です。同時に、「どのような方に対しても、地域での生活をより良くするため、地域との関係をつなぎ合わせる役割を果たせるように」という意味を込めています。
CLiPでは、主治医の指示のもと、病院のスタッフがご利用者のご自宅または施設に訪問し、地域で自分らしい生活ができるように支援します。具体的には服薬管理や食事のサポートや、日々の生活のなかで感じる困りごとへのご相談などを行っています。
CLiPでは、入院期間が長くなった方が病院の生活から地域の生活に円滑に移行できることを第一に考えています。地域での生活が安定した後は、訪問看護ステーションが提供するサービスに移行していきます。

治療・療養環境への配慮

当院では、皆さまの治療・療養環境の改善を常に考えております。その一環として2010年(平成22)「禁煙対策委員会」を設置。以後、スタッフをはじめ、当院をご利用する皆さまへ「喫煙のマナー」や「たばこの知識」など、様々な情報の発信を行ってきました。

さらに2016年(平成28)4月からは病院敷地内を禁煙化、同時期には、世界的庭園デザイナーである石原和幸氏が緑豊かな中庭を造園。皆さまに気持ちよく四季を感じていただけるようになりました。

今後も、利用される皆さまが安心して治療・療養できる環境の整備を心がけてまいります。

電子カルテの取り組み

行橋記念病院では、2016年から電子カルテを導入、運用しています。 電子カルテシステムの情報技術を利用して患者さんへのケアの充実、病院スタッフの連携による医療の効率化を図っています。電子カルテシステムには患者さんの大切な個人情報が含まれていますので、セキュリティーについても様々な方策が施されています。患者さんのデータは一括管理されていて、特定の限られた職員が責任を持って管理しています。 当院では院内のIT化によって患者さんへのサービスと医療の質の向上をめざしています。当院の電子カルテは、1999年(平成11年)に出された厚生省(当時)の「診療録の電子媒体による保存を認める通達」にある「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」として知られる以下の3つの条件を満たしています。

保存義務のある情報の真正性が確保されていること。
故意または過失による虚偽入力、書換え、消去及び混同を防止すること。
作成の責任の所在を明確にすること。

保存義務のある情報の見読性が確保されていること。
情報の内容を必要に応じて肉眼で見読可能な状態に容易にできること。
情報の内容を必要に応じて直ちに書面に表示できること。

保存義務のある情報の保存性が確保されていること。
法令に定める保存期間内、復元可能な状態で保存すること。

厚生労働大臣が定める掲示事項

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。

当院では屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。

医療情報取得加算について

当院はマイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用により、質の高い医療提供に努めています。

患者様よりお預かりした、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報は適切に管理・活用し、診察を行います。令和6年6月1日より、国が定めた診療報酬改定にともない、診療報酬を下記の通りに算定いたします。

マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診
(月に1回)
する 1点
しない 3点
再診
(3か月に1回)
する 1点
しない 2点

正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いいたします。

匿名加工情報の作成及び第三者への提供について

詳細はこちら(PDFファイル)をご覧ください。

一部の先発医薬品処方時の自己負担額の変更に関するお知らせ

厚生労働省からの通達により、2024年10月より後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただくこととなります。この機会に、後発医薬品の積極的な利用についてご検討ください。詳しくは厚生労働省の作成したこちら(PDFファイル)のパンフレットをご確認ください。

その他掲示事項 (更新中)